①軸の決定について
住宅展示場から帰ってから、ネットなどでいろいろと情報を集めたのですが、どこのハウスメーカにしたらよいのか、正解などあるわけないので、まずは正攻法でのアプローチを実施しました。
「大切だと思う項目、つまり軸をまず決めること」からやりました。
大事なのは、夫婦/家族ともに大切だと思う軸を作り、それの軸に応じてハウスメーカをプロットして、候補上位に話を聞きに行く、それがよいと考えました。
前回の反省として、細部まで夫婦の意見があっていなかったので、何とかそこを合わせることから始めようと考えました。
STEP1:デジタルに軸を決定し、主観を抜いて各社のポジションをマップする STEP2:定性的な感覚(営業さんとのフィーリングとか、ブランド、とか)をつけ足していく STEP3:2-3つに絞って検討を進める
そんなやり方を考えました。
と、私の思考プロセスを書いてみましたが、皆さん、ハウスメーカ選びって、何からやっているんでしょうかね?
正解はないと思うので、自分はこのやり方がなんかわかんないけど納得する、そんなんで決めてもいいのかな、と思っています。
大切なのは、共に家づくりをする人、家に住む人、と共通の軸(価値観)ポイントを作ることです。これが合えば、議論はかみ合いますし、大きな認識のずれは防げると思います。
②軸の選択に向けての適正なインプット
さて、軸を決めるうえで大切なものは、偏見の少ない情報ということで、まずは本を買うところから始めました。
少し古くてもよいので、客観的にポイントが抜粋されているものがおすすめです。
「絶対に失敗しない家づくり」的なタイトルだったと記憶しています。タイトルは本当にベタベタなんですが、どこかのハウスメーカに偏っていないところがポイントです。
Amazonで購入して、簡単に読めました。
なんか、とりあえず1冊読んでみるのもいいと思います。
ハウスメーカの決め方の本って、基本的にはどこがいいとか書いていないただの事実の羅列だと思っていますので、それを客観的に見て自分がどう思うのか、を考えてみることをお勧めします。Webだと気になったところだけ見ると思うので、網羅的に触れるいい機会だと思います。
「まぁ大手ならええんじゃないのかねーー」という事前の印象でしたが、なんで大手だったらいいんだろうか、みたいな情報とか観点は自然と身につくので、色々な情報を広く浅くインプットするには最適かと思います。
その後は、偏見の塊になりますが、ネットでの検索になります。
こればっかりは、知りたい情報にアクセスしているだけになるので、あまり意味はないです。
いい情報を選択しようと思えば、選択できますし、そうでない意見を探しに行けばそれにたどり着きます。
自分が迷っていたりする時に、Webの情報はお勧めしません。
自分の心が決まっているときに、背中を押してもらうためにWebを活用するのはありだと思います。
③軸の選択
私が検討した結果、
<重要な軸>は
・構造(耐震性)
・総費用
・デザイン(外観・大開口)
あたりに結局、収斂されていきました。
参考までに、その他に挙がった候補としては、
<あればいい>
・会社の安定性(会社 or グループの主軸業務であるかどうか)
・長期保証(メンテナンスフリー)
・営業さんがよい
くらいでしたが、
下の3つは比較的名前の聞いたことのあるところであれば、まぁ大丈夫でしょう、というところで、主に上の重要な軸の3点を見ました。
基本的には、替えの効かない買い物(買い替えが難しい)ので、普遍的な価値に重きを置いて、のちのちに小銭(大金ではなくて)解決できるものは優先度を下げて、ということにしました。
特に、耐震性については、構造そのものなので、更地にしないと改良できません。そういう観点で最も重要なものに持ってきました。
総費用はいうまでもなくですが、私が重視した3つ目がデザインでした。
意外と、住宅づくりって、インテリアのいいメーカ、とかを選びがちだと思いますが、インテリアは変えられます。変えられないのは、構造体に近いデザインだと思っていますので、外観とか、強度が必要な開口窓などを重視しました。
そのうえで(個人的な偏見も踏まえて)
・へーベルハウス(構造◎、費用△、デザイン〇)
・積水ハウス(構造〇、費用△、デザイン〇)
・住友林業(構造〇、費用△、デザイン◎)
・一条工務店(構造◎、費用〇、デザイン△)
みたいな感じになりました。
その他、いろいろと見てみたのですが、ピンとこなかったハウスメーカは、もう二度と振り返らないようにしよう、モデルハウスには絶対行かないようにしよう、ということを鉄のルールに、ばっさばっさとふるいにかけていきました。
見れば見るほど良い、というわけではないと思っています。
お金も有限ですが、時間も有限です。
長く時間をかければ増えるものものありますが、減るものもあります。満足度なんかはその例だと思っていますので、ある一定以上時間をかければ全体の満足度は必ず下がりますので、やりすぎには注意をしましょう。
特に、きち夫家は、比較的急ピッチで家を建てたい(子供の入学前までに)という思いがあったので、候補を4つに絞るのは思い切ってやりました。
(スウェーデンハウスとか、大和ハウスとか、興味あったんですが、見なかったことにしました。。。)
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